介護とお金
古い友人と3年ぶりに食事に行きました。
40代後半の女3人。
女子会だぁ~!などと張り切っておしゃれなお店に出向いたものの、出てくる話題は、子供の教育費と親の介護。
団塊世代の親に育てられ、ミレニアムベイビーを産んだ、団塊ジュニア世代ですから、まぁ、仕方ありませんよね。
ところで、「介護サービス」とは要介護認定を受けた介護を必要とする人が利用できるサービスのことを言います。
サービスという言葉は公共事業という意味も持ちますが、介護保険料を払った上に、利用した際には費用を負担するものですから、サービスといえるのか、疑問が残ります。
しかも、現役時代に頑張って、老後も所得を得られるようにした人は、自己負担額が増えます!というのですから、おちおち介護状態になるわけにはいきませんね。
とはいえ、長生きをすれば、介護が必要になるリスクは高まります。
さらに、人生の三大資金といわれる、教育・住宅・老後のうち、唯一選択の余地がなく、ローンを組めないのが老後、つまり介護費用です。
ピンピンコロリの理想パターンに必要なのが老後資金。
悪いパターンの場合はさらに上乗せで介護費用。
準備は早めに始めないと。
団塊世代は団塊ジュニアが支えても、私たちを支えてくれる人、いないかも!
友人とは笑って別れました。
40年後、50年後もこうやって笑っていたいものです。
そのために今やれることをやらなくては。
教育資金を優先しすぎて、結果、子供たちに迷惑を掛けたら、本末転倒ですもんね。